2018 開催レポート!

日本初となる雪上写真展「PHOTOROMP(フォトロンプ)」を開催しました!会場は新潟県苗場スキー場。ゲレンデではなく、今回特別にコースを作らせてもらった森の中。果たしてどんなイベントになったのか。その様子をレポートします!

3月17、18日の週末。2日間とも雪山では貴重な快晴!素晴らしいイベント日和となりました。受付を兼ねたベースエリアはフジロックでもおなじみの苗場食堂前。広い雪原にテントやタープを設置してお出迎えの準備です。

PHOTOROMPは、ウインタースポーツ写真を雪の中に展示し、ROMP(跳ね回る、お転婆するの意)しながら鑑賞することができるアクティビティ型写真展。「写真はギャラリーで静かに見るもの」という常識をくつがえす写真展であり、また写真を見るだけでなく自然の魅力も感じてもらうことを目的としています。

「体験型写真展」というわけで、写真を鑑賞しに行くために必要なのは“スノーシュー!”ベースエリアで装着して出発します。今回はキッズ用のスノーシューもご用意。子供には歩きにくいかな?と思いきや、なかなか快適そう!

さらにはクロスカントリースキーに挑戦する人も。晴天の雪の中、何を履いても楽しいんです!少し歩くと汗ばむような陽気で、歩き出す前にレッドブルで翼をさずかってから出発する人もいましたよ。

今回は広大な森の中に21の作品を展示。雪を愛するフォトグラファー達が出展してくれました。鑑賞ルートは、進む方向だけに小さな矢印を配置していますが、歩く道は自由!なスタイルです。

ツアー形式だと人に遅れないように気にしてしまいますが、自分のペースで歩けるフォトロンプは、キッズからおじいちゃんおばあちゃんまで、ゆったりと楽しんでいただけました。また写真作品を見るだけでなく、美しい森の風景を楽しんだり、雪解けの川を眺めたり、自分も写真を撮ったり。

時には作品に木の影が落ちたり、午後になって逆光になったりもしました。一般的なフォトギャラリーではありえないことも、広大な森のギャラリーではおもしろい演出に。参加者から「写真に落ちた影のせいで、立体感に見えて不思議でした!」という感想もいただきました。既存の枠にしばられず、自然とともに楽しむのがフォトロンプスタイル。

途中の巨大かまくらエリアでは、休憩テントがお出迎え。八海山の「麹だけでつくったあまさけ」がふるまわれました。また巨大かまくらの上は、恰好のソリコース!大人も子供もおおはしゃぎ。休憩エリアの方が疲れたという声も!?

写真を鑑賞して、歩いて、滑って。みなさん思い思いに楽しんでいただけたでしょうか?普段からウインタースポーツをモリモリ楽しむ人も、あまり雪の上をガシガシ歩くことがない人も、いろんな人が一緒に楽しめる新しいアクティビティとしてフォトロンプが浸透していったら嬉しいです。

ベースエリアではバリスタによるハンドドリップのコーヒーやホットチョコレートのお店も出店。雪の上で飲むコーヒーは格別ですね。またショットバーもあり、運動した後に仲間とビールをグビッと!最高です。

最高の2日間でした。ありがとうございました!今後もアウトドアと写真の世界に新しい風を吹かせるべく、挑戦を続けたいと思います。またフォトロンプでお会いしましょう!

Special Supporter
ミマキエンジニアリング/SOTO/ogawa/ユニフレーム/八海山/タクトスキーラボ/Red Bull/ファイントラック

主催
OpenFactory(HappyPrinters HARAJUKU)& PHOTOROMP実行チーム

■今回アクティブパフォーマンス集団として参加してくれたFOORUSHのレポートはこちら